ホーム 総合 ロシアが日本のウラジオストク領事を一時拘束 「目隠しされ身動き取れない状態」

ロシアが日本のウラジオストク領事を一時拘束 「目隠しされ身動き取れない状態」

著者 水野 亜美

日本政府は27日、ロシアの連邦保安局(FSB)が、極東ウラジオストクの日本総領事館の領事を目隠しし、拘束したとして抗議した。

FSBは26日、モトキ・タツノリ氏をスパイ活動の容疑で拘束。その後、解放し、48時間以内にロシアを出国するよう通告した。

日本政府はスパイ行為を否定し、ロシアに正式な謝罪を求めている。

FSBの説明

FSBは、2月のウクライナ侵攻後にロシアが西側諸国から科せられた「制裁の影響」をめぐる情報を不当に得た疑いで、モトキ氏を拘束したと説明した。

「日本の外交官が、ロシアとアジア太平洋地域の他国との協力関係に関する機密情報を、金銭と引き換えに受け取っているところを拘束した」

このアジアの国がどこかは明らかにされていない。

これに対し日本は、政治問題をめぐって領事を拘束するのは外交関係に関するウィーン条約に違反しており、拘束は「威圧的に」行われたと批判している。

「信じがたい行為だ」

松野博一官房長官は、「領事館員は目隠しされたまま身動きが取れない状態で連行されたうえ、威圧的な取り調べを受けた」と指摘。「信じがたい行為であり強く抗議する」と述べた。

その上で、この領事が「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからぬ人物)」と宣告されたため、28日までにロシアを出国すると認めた。

日本はロシアのウクライナ侵攻に反対しており、ロシアからは英米をはじめとするウクライナ支援国と同様、敵対国と見なされている。

また第2次世界大戦以降、長年の領土問題を抱えている。

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